全力疾走はできません

その辺にいるオタクの妄言

熱かった2014年の夏のこと

 

 

あの夏の60日間を、私は忘れることはできないでしょう        

 

 

 

 

 

 

 

注意:めちゃくちゃ長いです。

 

皆さんは2014年の7月7日から60日間、何があったかご存知でしょうか?

 

おそらく、知らない方も多いかと思います。ただね、あの夏の60日間を一緒に味わった人たちは、きっと、忘れられない熱い時間だったと、そう言ってもらえると信じています。

 

 

さて、その熱い夏の60日間とはなんだったかと言いますと。

 

「Starburst!」

 

というオーディションです。

 

詳しくはこちら

 

 

ざっくり言うと、16人(後に17人)の男の子たちがアイドルデビューをかけてオーディションをします。合格は一般投票による上位6名です、という二次元アイドルオーディションです。

 

そして、落選したメンバーはコンテンツから抹消されるよ(意訳)というものでした。

 

私がこのオーディションに出会った時の話から、あの60日間を振り返ってみたいと思います。

 

 

 

ある日、いつものようにツイッターをしていると、TLにあるツイートが飛び込んできました。7月7日より前、だったはずです。

 

先ほど載せたURLとともに、「何か始まるんだけど……」といったものです。

 

 

興味本位でURLを押して、とても驚きました。

 

私の知る限り、二次元アイドルでオーディション過程から見るものなど初めてでしたし、何よりも、その魅力的な16人のうち何人かはコンテンツから抹消されると。

 

全員のプロフィールを見て、そしてツイッターアカウントをフォローしてリストを作りました。

 

事務所の名前はFIN

 

オーディションの最終に残っている16人は、そのFINの研修生と、一般でオーディションに参加した子と様々です。

 

年齢も、出身も、志望動機も、経歴も、何もかもバラバラな16人のイケメンが我々の目の前にやってきて、誰がデビューできるかどうかは私たちの手に委ねられている。

 

 

最初は、興味だけでした。特定の推しもいなかったし。「あーこの子はタイプだな」とか「面白い試みだな」とかその程度。

 

 

でもね、ツイッターで呟かれるたび。

ブログが更新されるたび。

 

16人の魅力がどんどんわかって気がついたら時間があればツイッターで何か呟かれているか確認していました。 

 

さてここで、先ほど載せたURLをチェックしてくれた方はもうご存知かと思いますが、16人を個人的に紹介していこうと思います。HPのプロフィールと、それぞれが挨拶してる最初のブログも載せますね

 

 

エントリーNo.1 相川玲

相川 玲 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

相川玲です。応援ヨロシクお願いシマス|スタバス公式BLOG

 

あいかわれいくん。FIN研修生。エントリーNo.15の三島峻介くんと「そこの2人」と呼ばれる仲良し……といいますかシンメです。オーディションの受験者の中では年齢は上の方(といっても当時19歳)で、そして研修生でもあるからか、三島峻介と共にファイナリストの中のリーダーポジションを担っています。

彼はリーダーというか、お兄ちゃんっぽい感じ……!

セクシーだと紹介ではされていますが、けっこう可愛らしいツイートをします。顔文字がかわいいの……!

 

エントリーNo.2  秋月ツバサ

秋月 ツバサ - starburst!アイドル誕生(スタバス)

初めまして!秋月ツバサです。|スタバス公式BLOG

 

あきつきつばさくん。一般枠を勝ち抜いてきた16歳。可愛らしい容姿で、出身や育ちは田舎ですが、一度アイドルを生で見てそれに憧れてオーディションに参加しました。

この子ね、本当に可愛いんですよ。素直で純粋で。悪意なんて欠片も持ってなさそう。

オーディション受験者の他のメンバーにも可愛がられてて、特にエントリーNo.7の小松隼人とは特に仲良くしています。あと同い年の立花朋紀とはあまり仲が良くないのですが社長により「T☆winkle」というユニットを組まされています。

 

エントリーNo.3 沖田奈緒

沖田 奈緒 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

60日間、よろしく。|スタバス公式BLOG

 

おきたなおくん。猫目の特徴的なFIN研修生の18歳。

プロフィールの身長を唯一「179.5」というように小数点以下を書いているのがすごく可愛いな……と思います。

ちょっと口が悪いというか、いや悪いのは違うなぁ、他のメンバーと口喧嘩みたいなことも繰り広げますが、「ファンにいいステージを見せる」ということをよくツイッターで表明してくれる子で、追ってるうちにだんだん好きになっちゃうような、そんな子です。

 

エントリーNo.4 垣内秀也

垣内 秀也 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

今日から60日間、全力で行きます。|スタバス公式BLOG

 

かきうちひでやくん。FIN研修生の清く正しい圧倒的センター。他のファイナリストからも高評価であり、研修生が行う公演でもセンターを努めています。

ツイッターに☆をよく使うのが特徴的で、実力もあり愛される能力もあるんだなと文面越しでも伝わってきます。

プロフィールのアピールポイントに「戦国武将に詳しい」って書いちゃうちょっと天然な部分(ちなみに本当に詳しいらしい)が個人的には好きです。

ちなみに長瀬英司くんと研修生でシンメです。仲良しです。

 

エントリーNo.5 桐生開志

桐生 開志 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

今日からよろしく|スタバス公式BLOG

 

きりゅうかいしくん。FIN研修生。彼はカリスマでありアーティストです。

作詞や、衣装、PVなど芸術方面への才能に溢れていて、独自の感性で生きてます。あと裸族。

ツイッターで「今日は暑いから全裸」とか呟いてるし、美しいものが大好きなので気に入ってる顔のメンバーに甘いです。

ちょっと変わってますが、アイドルとしてそしてアーティストとしてのプロ意識はとても高くて、魅力あふれる子です。

察した方もいるかもですが私の推しです。

 

エントリーNo.6 具志堅晃

具志堅 晃 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

沖縄からやってきました!|スタバス公式BLOG

 

ぐしけんあきらくん。沖縄からやってきた陽気な一般参加の子です。すごく明るい、めちゃくちゃ明るい、そしてすぐふざけるし楽しいこと大好き!!って子。

沖田奈緒くんとオーディション期間中から(勝手に)「ぐしお」として仲良くしてました。小松隼人、秋月ツバサとも3人で仲が良く、3人合わせて「小松家」なんても呼ばれてました。

 

エントリーNo.7 小松隼人

小松 隼人 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

小松です、宜しくお願いします!|スタバス公式BLOG

 

こまつはやとくん。一般参加でファイナリスト最年長の21歳。「故郷にいる姪が勝手に応募した」というアイドルあるあるでオーディションに参加してます。

高身長の現役スイマー。性格がお兄さん気質なのか秋月ツバサくんによく懐かれていました。

ツイッターでもそのお兄さんぽいところをよくのぞかせていて、そこにきゅんとくる人も多かったのではないかなと思います。

 

エントリーNo.8 佐藤光

佐藤 光 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

最終審査が始まりました。|スタバス公式BLOG

 

さとうひかるくん。FIN研修生の16歳。長谷川創多と幼馴染でツイッターでもよく仲良くしていました。

少し抜けてるというか天然というか、ものぐさというか……?勉強嫌いの宿題嫌いで三島峻介くんあたりによくどやされてます。

才能があると周囲から評価されているのに、彼自身にあまり自覚がなくまだまだそれをうまく使いこなせていない16歳で、それがまた彼の魅力なんだなとツイッターを見ててよく思いました。

 

エントリーNo.9 立花朋紀

立花 朋紀 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

60日間頑張るよ!応援よろしくねp(≧▽≦)q|スタバス公式BLOG

 

たちばなともきくん。FIN研修生になったばかりのファイナリスト最年少15歳。

ツイッターでの彼は完全にぶりっ子だし小悪魔!!自分が若くて(幼くて)どうすれば自分自身が魅力的に見えるのか、そして他のファイナリストと差別化できるかめちゃくちゃ考えて完璧に演じてるな!って感じの子です。私は彼のそういうしたたかな所大好きなんですけどね!

同い年のツバサとは仲があまり良くないのですが、成り行きで「T☆winkle」というユニットを社長により組まされました。発表のときのトモの嫌そうな感じめちゃくちゃ笑いました。

 

エントリーNo.10 長瀬英司

長瀬 英司 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

ついにラスト60日か。|スタバス公式BLOG

 

ながせえいじくん。FIN研修生。彼のイメージを単語にするとすれば、「ストイック」自分にも他人にも厳しく、ワイルドでストイックです。ツイート内容も、もしかしたら、人によってはとてもそっけなく見えるかもしれません。

 でもファンのことを大事に思ってて、いいパフォーマンスをするために妥協を許さない、そんな人です。すごくすごくカッコイイです。

垣内秀也とシンメで仲良しです。カッキーて呼ぶんだぜ。

 

エントリーNo.11 羽白沙螺

羽白 沙螺 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

自己紹介みたいなもの|スタバス公式BLOG

 

はしろさらくん。プロフィール見て私が最初に思ったことは「中二病の痛い子きちゃった……」でした。まことに申し訳ないと思っている。

言葉遣いは少し独特というか中二病感とちょっと痛い感じ(ここゆずれない)がありますが、言ってる内容自体は等身大の男の子感があります。

繊細ですごく美しい容姿と、その容姿を表したような感性を持っている子で、またまたぶっちゃけると最初若干引いてたんですけど、日が経つにつれて魅力がわかりました。沙螺くん似合うから許せちゃうんだよなぁ……

 

エントリーNo.12 長谷川創多

長谷川 創多 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

応援よろしくお願いします!|スタバス公式BLOG

 

はせがわそうたくん。先に言います私の最推しです。
セクシーボイスのさわやか王子、なんて書かれてますけど中身は二次元三次元、そして性別関わらないドルオタです。たまに「それはラ◯ライブの話をしているのか?!」というツイートしてて笑いました。察するにお米大好きなあの子が推しみたい。
佐藤光とは幼馴染でとても仲良しです。
すみません先に書いた通り推しのため個人的な熱意がこもりそうなのでここで終わりにしますハセソーめっちゃ、めっちゃ好きなんです………………

 

エントリーNo.13 譜久山奏斗

譜久山 奏斗 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

僕を見つめて・・・☆|スタバス公式BLOG

 

ふくやまかなとくん。ニックネーム見てください。「CG」 めちゃくちゃ美しい、ファイナリストでビジュアル一番だと言われるぐらいの、もう、美しいのが彼です。イケメンじゃなくて美人さん、ってイメージ。

ツイートの言葉遣いなんかも柔らかくて、お前柔らかいの身体だけじゃないだろうって感じです。

容姿も紡ぐ言葉も美しく、ファンに「姫君」なんて言葉をかけてくる彼に惚れない女がいるでしょうか……?

 

エントリーNo.14 北条院ルカ

北条院 ルカ - starburst!アイドル誕生(スタバス)

お初です、北条院ルカです。|スタバス公式BLOG

 

ほうじょういんるかくん。社長(めちゃくちゃキャラが濃い)が社員に「なんでスカウトしてない?!」ってブチ切れたぐらいの美貌や才能を持つ子です。フランス人とのハーフで帰国子女。特に音楽方面への才能に溢れていて、作曲もできます。

ツイートで誤字はあまりしませんが、たまに漢字変換できてないところが、こう、帰国子女感あって好きです。日本語は喋れるけど読み書きがまだ苦手そうです

 

エントリーNo.15 三島峻介

三島 峻介 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

ごあいさつ『FIN研修生の三島峻介です』|スタバス公式BLOG

 

みしましゅんすけくん。FIN研修生で相川玲と「そこの2人」と呼ばれてシンメです。真面目なしっかり者なので、よくファイナリストメンバーをまとめている感じがあります。リーダー的ポジションです。

真面目で、しっかり者で、努力家で、その努力に裏付けられた自信と、そして責任感を持った子です。すごくかっこいい。でも決して堅物ってわけじゃないですよ、メンバーには軽口も叩くし親しみやすいです。

国立大学にも通っており(ちなみにぼっちらしい)、爽やかな好青年といえば!といった感じの子です。

 

エントリーNo.16 渡辺篤

渡辺 篤典 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

渡辺篤典!頑張ります!!|スタバス公式BLOG

 

わたなべあつのりくん。いくら一般参加とはいえ異色なのがきました。ぽっちゃり体型でお笑い養成学校に通ってる、オーディション参加もネタにするつもりで……というもう、これだけで笑えてくる子ですが、ツイッターでも「みんなを楽しませよう!」という気持ちが一番伝わってくる子です。イケメンじゃないけど頑張るわ〜〜!て俺を見て笑ってくれたらそれでいい!みたいな子です。

最初は少しイロモノ枠で見てましたが、どんどん「ああ彼はまわりを笑顔にできる"アイドル"なんだな」と思ったのを覚えています。

 

 

さて、以上16人がファイナリストです。

社長のブログ記事も発掘してきたのでどうぞこれが社長的16人解説です

 

あのね、ファイナリストは16人でした。

 

私の最初からの言葉や、さっきからはっつけてるURLを見てくれている方はお察しかもしれません。

 

 

 

 

ちょうど、3週間たったときでした。

社長(キャラが濃い)がブログを更新しました。頑張って探して持ってきたのでお読みください。

 

 

そして次の日、ファイナリスト公式ブログ(ファイナリストの面々や、広報が更新するブログ)に投下されたのがこちらです。どうぞ。

 

 

ファイナリストに17人目、書類も1次も2次も受けていない、社長が引っ張ってきて追加。しかも、読みました?経歴?ちゃんと見てくれました?

 

あのとき、オーディションを、ツイッターをほのぼの見ていた私たちに衝撃が走りました。

 

ああ、今までなんとなーく推しがいてぼんやり応援してたけど、上位6人に入らなきゃこの子は消えちゃうのか。

 

このオーディションは、アイドルたちは、二次元の存在かもしれないけど、彼らの運命を左右するのは私たちなのか。

 

そして、その、自分の推しを揺るがすような顔、経歴をひっさげてやってきた、ああもうこんなの人気出るよとわかりきった17人目。

 

エントリーNo.17 広沢悠真

広沢 悠真 - starburst!アイドル誕生(スタバス)

 

今までの16人を見てない方も、コイツだけは見てください。応募動機。気を使うことができて、そして華やかな経歴。ああ、人気が出るなぁ!という感じ。

当時の感情を思い出してちょっとだけトゲトゲしくなってしまいましたすみません。

でも彼ね、その華やかな経歴が嘘ではないとわかるプロ意識とか、そういうのが素敵でね。

悔しいけど、だんだん好きになってました。

ちなみにファイナリストの中ではなんとなべちゃん(渡辺篤典)と仲良しだったんですよ。

 

 

さて、衝撃の17人目。

 

他のファイナリストがどう受け止めたか、は2014年7月の29日から数日間のブログで一人一人書いてくれてるんですけど。全員読むの大変かもしれないので。

 

どうしても読んでいただきたいものだけ持ってきます。いや、本当は全員分読んで欲しいんですよ〜〜?!

 

でも、とにかく、絶対見て欲しいもの

 

まず、一番最初に更新したのが、ファイナリストのリーダー的ポジションでもある相川玲でした。

 

そして、

 

 

リーダーとして3週間過ごしてきた相川玲が、先陣を切ってブログ更新をしたこと。そしてその内容。

 

そして、三島峻介くんの、大きく書かれた「負けません」

 

私のTLは涙・涙・涙でした。

もちろん他の子のブログもいいこと書いてあるのあったりするんですよ。

 

でもこの2人は、ずっと「そこの2人」として、リーダーとして16人をまとめてきた2人の言葉は、とても心にくるものでした。

 

 

そこから、色々……彼らは公演をしているのですが、その公演のことやレッスンのことで喧嘩したり……広沢悠真が加わる前からですが、FIN研修生と、一般参加のメンバーでの意識の差だったり、どうお互いに接するべきか悩んだり……研修生公演は度々ポジション変更が行われたんですけど、センターになったり外れたり、前列に行けたり前列から外れたり、そのたびにブログやツイッターでちらっと感情をのぞかせる、そういう、生々しい感情まで私たちに彼らは見せてくれました。

 

 

気がついたら、夢中になっていて、60日間が終わっていました。

 

 

 

 

 

60日間が終わるとやっていたのは投票です。

まあざっくり言うと、投票期間は9月6日〜14日の9日間。1日1人1票まで、つまり私たちは9票持っていて、1人に9票あげてもいいし、9人に1票ずつ入れてもいいし、そんな状態でした。

 

9月8日。6日と7日の投票結果から中間発表が10位までされました。どうぞ、ご確認ください。ああいえ、確認の前に

「デビューは上位6人」

を思い出してご覧ください。

 

 

 

Starburst!一般投票◆中間発表|スタバス公式BLOG

 

 

 

 

TLが阿鼻叫喚になったのを覚えています。

 

誰も、誰も思わなかったのです。

 

三島峻介が6位で、相川玲が7位になるなど。

 

誰も、そんな残酷なことが起こるだなんて思ってなかったのです。

 

「そこの2人」が、シンメの片割れだけが、デビューするだなんで。

 

もちろん他にもシンメはいました。垣内秀也と長瀬英司とか。光と創多とか。

 

でも、推しが誰かに関わらず、誰もが、あの2人に関してだけは「こんなことあっていいはずがない」と叫びました。

 

TLに、中間発表1位になった沖田奈緒推しももちろんいました。めちゃくちゃ喜んだ後に、「でもあの2人が」と動揺していました。

 

 

私はというと、推しの1人である桐生開志は4位にいるけど、もう1人の推しの長谷川創多がいなくてぐらっときました。コンテンツから消えちゃう。

でも同時にそこの2人がこのままじゃ終わっちゃうことも嫌でたまりませんでした。そんなことあっていいはずない。

 

 

その日から、各推しのアピールまとめ、スターバーストを知らなくても投票だけしてくれと頼むツイート、それから「そこの2人に投票してくれ」というツイートが出回るようになりました。

 

私も「推しにいれなきゃ……でもそこの2人……」と苦しんでいたら友人が声をかけてくれて手伝ってくれました。あのときはありがとう。

 

 

さて、そんな中間発表からも時が過ぎ、最終発表がきました。

 

9月20日。12時から、10位から1位を1人ずつ発表すると。

 

それでは。そのときの臨場感をみなさんに味わっていただこうと思います。(ツイート貼り付けるつもりだったのですが、うまくいかなかったので発表のさいに使われた画像を貼ります問題があったら申し訳ありません)

 

 

 

 

 

同率10位

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同率10位

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9位

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8位

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7位

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さて、ここから、デビュー決定です

 

 

6位

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5位

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4位

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3位

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2位

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1位

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あの日の興奮を、覚えています。

 

正直、中間発表1位だった沖田奈緒が2位で、それまでに相川玲がいない時点で、あぁそんな、あんなに阿鼻叫喚だったのに、10位より下なんてありえないけど、7位から1位はもっとありえない気がすると、望みを捨ててました。

 

でも、1位でした。

 

何度もTLを更新させて、ツイートが目に入ってきた瞬間叫んでました。

 

あの、あの熱狂は忘れられません。

 

 

「そこの2人」である、シンメである、ファイナリストをまとめて引っ張ってきたリーダーである2人が、一緒にデビューできる喜び。

 

 

そして、中間5位にも関わらず、なぜか10位までにも入らなかった、あんなに優しくてみんなのお兄さんで、誰からも好かれていたと言える小松隼人、通称ハヤ兄がいないという衝撃と悲しみ。

 

 

みんなわかっていました。

相川玲の順位をあげるということは、中間発表で6位以内にいた人の誰かは落ちるのだと。

 

叶うのならば、17人全員デビューさせてあげたかったのに、と。

 

喜びと悲しみと衝撃と混乱が全部合わさった熱狂が、あの瞬間のTLにはありました。

 

 

そんな私たちにもう一つ、嬉しいニュースが入ってきました。

 

それは、7位〜10位(同率)までの5人を、追加ユニットとして活動させる、というものでした。

 

 

 

これは個人的な話なんですけどまさかまさかハセソーが、コンテンツから抹消されないとは、とても嬉しかった。

 

中間発表で10位以内にいなかった時点で色々諦めてて、それでも私はハセソーに入れるのをやめられなくて、諦めたくなくて、そうしたら、追加ユニットとして(当時はまだデビュー未定)活動してくれる。

 

こんなに嬉しいことはない、そう思いました。

 

 

でも同時に悲しかった。6人、会えなくなる子たちが出てくるのだ、と。

 

さてここで、皆さんにファイナリストたちのコメントを紹介したいと思います。笑いあり涙ありなのでぜひ。個人的には広沢悠真のコメントが好きです(笑えて)。長谷川創多のコメントも好きです(笑えて)

 

落選メンバー

 

追加ユニット

 

デビュー決定

 

 

 

そうして、2014年の、私たちの、熱い夏は終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

今現在、S+h、そしてFrep(追加ユニット)どちらも声がつき、CDデビューを果たしています。彼ら11人のツイッターは今でも動いてます。

 

元ファイナリストたちもね、本当に、本当にたまーーーーに私たちに様子を教えてくれます。

 

小松隼人はFINに就職してマネージャーとなりました。たまに「小松マネージャーが〜」とメンバーが呟いてます。

 

北条院ルカも、作曲方面の勉強をしてFINにいるらしいです。

 

他の子達もね、先日、ファイナリスト全員集まった機会があって、そのときデビューしてるメンバーのツイッターを借りて私たちに言葉をくれました。

 

元気だよ!頑張ってるよ!って。

 

なべちゃんなんかは痩せたらしいので写真を見せてほしいですね!

 

そう、落選したメンバーのツイッターはもう動いてません。それどころか鍵もかかってます。

 

当時、あのオーディションの瞬間にフォローしていた人以外は、ツイートを直接見ることはできません。ツイログがHPにあるけどね。

 

 こう言っててなんだけど、現在デビューした彼らをまともには追えてません(懺悔)

 

CDも買えたり買えなかったりで……S+hのデビューシングルは意地でも買いました最高に好きですカラオケに入れてください。FrepちゃんのCDも買いたいんですけど宗教上の理由(声に対する解釈違い)でまだ買えてません、も、もうちょい試聴を繰り返して魂が納得したら買いに行きます……ごめんなさい……

 

 

なんで急に、2年前の夏を振り返ったのかというと、リストに残った落選メンバーを見て懐かしくなったことと、あの、2年前の熱狂を色々な人に知って欲しかったんです。

 

あの夏を、直接味わった人って、どれぐらいいたんでしょうか。

結果発表のツイートのRTね、一番多い相川玲で232なんですよ。

そのあとのS+hデビュー決定ツイートが495RT。

 

もしかしたら、1000人もいないのかもしれない。

 

騒いでた人がいるから知ってるけど、本格的にその熱狂を追いかけてなかった人もいれたらもうちょっと増えるのかな

 

まともに現在追えてない私が言ったら変かもしれないけど、それでも、彼らが2014年に戦ってて、現在もアイドルとして頑張ってることを知って欲しかった。

 

あの、2014年を、一部の人の思い出になんてしたくなかった。

 

私自身、絶対忘れない自信はあるけど、薄れていくことが嫌で、こうして文字にしました。

 

 

 

 

 

二次元アイドルなんて所詮架空の存在です。

 

しかも当時私たちがオーディションで見ていた彼らは、キャストもいないですし、完全に「ネットの世界」「文字の世界」「絵の世界」にのみ存在していました。

 

でも、私たちがあの2ヶ月間見つめたファイナリストたちは、あの場に、私たちの眼の前にいました。

 

夢を追って必死にあがいて、泣いて、笑ってました。

 

私たちに、感動と、笑顔をくれる、アイドルでした。

 

 

もし当時あのオーディションを追っていた方がこれを読んでくれていたら、少しでも思い出して頂けたでしょうか。あの、あの熱い夏の日々を。

 

そして、もし知らなかった人がこれを読んでくれていたら、少しでも味わっていただけたでしょうか。

 

もし、思い出したり、味わっていただけていたら、嬉しいです。

 

 

みんなみんな、かっこよくて可愛くて魅力的で素敵で、応援したくなる17人でした。

 

あの夏を、忘れられないものにしてくれてありがとう。

 

 

 

文字数12929とかあって狂ってんのかと思ったけどURLとか画像が1字じゃないからそこでかなり稼がれてるから……………読んでくれて本当にありがとう

アイドリッシュセブン1周年おめでとうございます。

 

今からうろ覚えで思い出を振り返ります。

 

 

私がアイドリッシュセブンに出会ったきっかけは白井悠介さんでした。

 

いやもう、防衛部で白井さんと出会ってから、何かに出てくれ何か勝ち取ってくれ作品に出てくれ全力で応援する……!と思っていた頃に発表がありました。

 

 

いやーーーびっくりした!白井さんあのキャストの並びに入るんだ!って。ほんとに?ほんとにあの私の大好きな白井悠介って書いてある?このメガネのキャラのCV白井悠介?しかも最近売れやすいアイドルジャンル?ほんとに?ほんとに?!?!

 

 

嬉しくて嬉しくて仕方なくって、少ないスマホの容量をどうにかこうにかしてあけつつ、事前登録してアプリ配信を待ちわびてました。

 

 

待ちわびていた頃に飛び込んできたのがモンジェネのMV。最初は15秒ぐらいのものだったと記憶しています。

 

 

ひゃーーーー!!!!!ってなった。

 

びっくりした。

 

私昔からアニメのOPとかEDが大好きで。音楽と映像の融合っていうのかな。それがすごく好きなの。そういう意味でMVも見るの好きでね。ライブ映像もすごくすごく魅力的だし大好きなんだけど、OPやEDや、そしてMVみたいな表現方法がほんと、ツボでね。だから、アイドリッシュセブンのMV出てきた時点であーもう、好き!ってなってしまった。

 

最初は1分もない映像だったけど、歌ってて踊ってて、あと白井さんの声がする……すご……このオーライって言ってるの絶対白井さんでしょ……いやみんな言ってるけど一番目立ってる♡♡♡ってなりました。

 

うん。

この辺まではほんとに白井さんだから追ってたし白井さんのことしか考えてなかったように思う。

 

 

配信されて、最初にもらえるカードのキャラクターを選べるときは迷わず二階堂大和を選択しました。理由は白井悠介だったけど、今でも正解だったと思ってる。

 

ストーリー読んで、音ゲーやって、を繰り返してるうちに、単純に二階堂大和が好きになってた。大好きだ。あの人のことを全部知りたい。3部遅くなっても濃密なストーリーであってほしいしキーワード「ナギ」らしいし2部で二階堂大和ちょっと触れたから3部触れられないかもしれないけども、二階堂大和の過去をきちんと知りたい。

 

 

私アイナナのことノベルゲーだと思ってるところがあって(ここファンによってスタンス違うとは思うけど)、音ゲーももちろん要素の一つで楽しいんだけど、なんとなく「読むためにやらなきゃいけない条件」みたいなスタンスというか……あんスタも同じくかな……

 

カードもそうでそこまでカードに執着ないんだけどラビチャが楽しくて楽しくてラビチャのためにカードくれって思ってるとこある……

 

 

実は一時期アイナナ離れたことあって。アンストしてはないけど、なんとなーくログインしなくなった時期。

 

1部はけっこうすぐ読み終わって、そのあともダラダラやってはいたんだけど、やっぱノベルゲーだと思ってたから音ゲーだけ続けるのが無理だったらしい。

 

たまにイベント参加したりしなかったり〜がしばらく続いたかなぁ……ハロウィンのカードは持ってるけどオフの日やジョカフラカードはなくて、クリスマス正月も全然触ってなかった。あんスタにどっぷりな時期でもあるかなこの辺は。

 

バレンタインはガチャだけ引いて出なかった記憶……そして確か、ホワイトデーあたりで復帰。そろそろ2部配信あるらしいから、アイナナの空気をもう一度触れておこうと思ってホワイトデーガチャをちょっとだけ課金して20連ぐらいはした気がする。結果?1枚もこなかったよ!!!!!大和さんどころか誰もなかったよ!!

 

2部配信とサイドストーリーでここ数ヶ月すごく楽しく過ごしました。この前のアイナナ警察とか職業体験イベントとかみたいな「ちょこっとイベストがある」イベントは私頑張れると判明しました。ほんとこれは合う合わないの差だけなんだけど、MATSURIとかラブゲとかフレフレイベは全然頑張れなかったのほんと……私がアイナナに何を求めてるのかよくわかる……ラビチャをもうちょっと真剣に求めれば頑張れるのかもしれない……

 

2部が一気にドーンじゃなくて少しずつ連載型?違うなんていうんだ……とにかく更新していくスタイルだったのも私が継続的に続けられた一因だなと思うので3部もそのかたちだと嬉しい……量すごいらしいしね!

 

 

さっきノベルゲーだと思ってるから音ゲー頑張れない話したけど嫌いなわけじゃないんですよ!!!ただ!毎日真剣にやり込めないみたいな!!!!数日に一回はやるしやってるときは「フゥ〜〜めっちゃ楽しい〜〜楽曲最高〜〜〜〜!!」って思ってる。

 

そう、楽曲もすごく好きなんです。音ゲー要素頑張れてないけど!!楽曲!!大好きなの!!!!!

 

キャラクターたちがどんな表情で、どんな風に歌って、踊ってるのかがなんとなく思い浮かぶというか。ああ、ああかっこいい、素敵だ、アイドルだーって。

 

ストーリーで生身の彼らを見てるんだけど、楽曲(そしてさっきも触れたけどMV)では「アイドル」としての彼らを見せてくれる感じで、それがほんとに好きでありがたかった。

 

ストーリーで見る等身大の彼らと、楽曲を通してみるアイドルとしての彼らと、どっちも愛させてくれて本当にありがとう。

 

 

1周年記念のニコ生。

 

大人たちが全力でふざけて遊んで、楽しそうで、ずっと笑いっぱなしでした。

 

席順がわかる画像がニコ生前に出た時にTLの防衛部勢が「白井さんと増田さんの席が隣同士じゃない……白井さんの暴走を誰も止められない……」って言ってるのめちゃくちゃ笑ったし、ニコ生では増田さん本人もけっこうはっちゃけててほんと笑った。

 

三月役の代永さんがMCだったのも、ほんとありがとう〜〜!!と思いました。そうだよね!君と愛ドリッシュナイトだもんね!

 

 

アニメ化発表も。

 

最初のプロジェクト発表の段階からアニメ化も視野に入ってるみたいに書かれてたし、いつかやるんだろーなとは思ってました。

 

このタイミングでのニコ生だしそりゃアニメ化発表されるよねって。

 

理性で、理論で、頭ではわかっていても、発表されたときは落ち着いていられなくて。

 

アニメ化するだろうとは思ってたけど妄想じゃなかったんだとかほんとに、ほんとにやるんだなとか。

 

全身で動いて喋って笑って怒って泣いてる彼らが見れるんだなと思うと本当に嬉しいです。

 

 

不安なのはシナリオどこまでやるの?!ってとこかなぁ。この前友人と「どこまでだったら1クールに入るか」ってシナリオ見直しつつ話してたんだけど、1部の前半の前半ぐらいしか入らなくない……?そんなことない……?少なくとも1部全部は無理じゃない……?2クールやっても無理じゃない……?でもやるなら1部全部アニメ化してほしいし……円盤買えば叶う……?

 

サイドストーリーは声入ってないし、サイドストーリーもぜひアニメにしてほしいけどそしたらさらに本編進まないな〜〜〜〜こういう妄想で悩めることが幸せだなと思います。

 

 

ライブもやるかな〜〜と思ってたけど発表なくて、ちょっと残念だったけども、けども!でもよくあるアニメの円盤にチケットつけるのかなという気がしてるのでそれ期待してます。

 

 

 

そう。

 

私は、アイドリッシュセブンがどうしたって大好きで。二階堂大和を応援してたくて。

 

アイドリッシュセブンは、大好きなコンテンツで、これからも大きく、大きくなっていくんだろうなと思ってて。

 

だからこそファンとしての行動は何が一番正しいのかなってずーっと考えてるんだけどね。

 

盲目なファンにはならず、私の大好きなアイドリッシュセブンと二階堂大和だからこそ、きちんと公式、運営に色々言っていくべきなんだろーなって最近思ってます。

 

せっかくアニメ化も決まったしね!

 

アイナナ運営危ういとこいっぱいあるしグッズ展開にしても最高なときとおいクソかよってときの差も激しいし?!

 

 

 

新しいMVめちゃくちゃ楽しみです。トリガーはもちろんりゔぁれちゃんのMV見れるの拝むしかない圧倒的トップアイドルを感じさせてくれるものになると信じてます。この辺に関してはマジで信じてるからな。

 

 

 

 

 

とにかく!

アイドリッシュセブン1周年おめでとうございます!

 

白井さんファンとしては、白井悠介を起用しくれて本当にありがとう!二階堂大和めちゃくちゃハマり役だと思ってます!

 

二階堂大和ファンとしては、二階堂大和に白井さん起用してくれて本当にありがとう!2部の騙すとこ最高でした!

 

あんまり真面目なユーザーじゃないけど、これからのコンテンツの発展を願っております。

 

 

アイドリッシュセブンが大好きです。

 

彼らのこれからの物語も、楽しみです。

 

 

SMAP解散報道を見て


まず初めに言っておくと私は芸能人に本当に本当に本当に疎い方です。二次元オタのためそこから派生して声優の名前はすらすら出てくるけれどそれ以外の芸能人は本当に出てこない。タレントもちょっと新人とかマイナーな人になると全然ダメ。

ジャニーズでデビューしてる全グループ言えるかなゲームとかしたら多分(悪意なく)2グループぐらい言い忘れそう、本当に、全グループ一応グループ名は知ってるんですけども。


そんでさらにメンバー言えるかなゲームされたらダメです。本当にごめんなさい。人数すら怪しい時ある。本当に申し訳ない。歌ってるとこを見たことあったりかっこいいな〜とか思ったことは何度もあるんだけど、ちゃんと名前を把握してる?って聞かれるとすみませんって土下座してしまう。そんなやつがこんなタイトルの記事書くの怒られそうで本当にごめんなさい。


例えばV6ですら私は全員の名前をフルネームで言えない。さすがに顔はわかるし、名前と顔を目の前に出されたら繋げることもできるんだけど、なんだろう、私にとってイノッチは「イノッチ」という単語でインプットされてるからフルネームの「井ノ原快彦」が出てくるか怪しい、みたいな。イノッチの顔も声も喋り方も知ってるんだけどイノッチで覚えちゃってるみたいな。





そんな私でも、SMAPは5人全員の名前を言えます。(森くん以外になりますが)

私が生まれる前からSMAPはこの世に存在していました。

物心ついたときにはテレビの向こう側に、そこにSMAPはもういて、歌って踊ってしゃべってました。

それは、今日までずっと見ていた光景でした。



小学生の時、教科書に載っていたのか、いや載ってないかもですね、でもとにかく全校生徒で「世界に一つだけの花」を歌った記憶があります。

慎吾ママのCDが実家にあったはずです。

ふとテレビから流れてくる曲が、タイトルは思い出せなくても「SMAPだ!」「オリンピックで使われてた」「某シャンプーのcmに使われてた」「好きだった」みたいな情報と共に思い出されることもよくあります。


私にとって、いつの頃からか、いえ生まれた瞬間からかもしれませんが、SMAPという存在がこの世にいることは当然で、自然で、当たり前で、そのことを疑ったことなどありませんでした。


私はSMAPのファンでもなんでもないし、私がSMAPのことで知っている情報も限りなく少ないです。曲も1番なら歌えるけどCメロはわかんないな……とかいっぱいあります。好きだ、嫌いだ、といった強烈な感情は持っていません。普段ならどちらかというと無関心に近いかも。

メンバーの誰々が出てるからドラマ見よう、このバラエティー見よう、とはならないから。大好きとは言えないです。誰々がいるからこれは見ないとかも言い出さないので嫌いでもないです。


テレビをつけてそこにいることは、いつものことで、そこに何か大きな意味や感情を持ったことはなく、だから無関心と言えるんじゃないかなと思います。


そんな私でも、SMAPという存在を知っていてSMAPという存在が歌ったり踊ったりしているのを見るとワクワク楽しくなりました。

紅白や、その後のジャニーズのカウコン。私ジャニオタでもなんでもないんですけど、ジャニーズのカウコンのあのお祭り感が好きで毎年紅白の後に見てました。CDTVの方のSMAPを見ることもありました。


私がいつ、どうやってSMAPと出会い、SMAPのメンバーを認識し、名前を覚えたのか、わかりません。


例えば嵐はハッキリと覚えています。嵐もジャニーズの中で全員の名前が言えるグループなんですけど、彼らに意識的に出会ったのは小学校高学年のとき。友達がこっそり学校に持ってきた雑誌できちんと認識をして、そのあと「山田太郎ものがたり」と「Happiness」でバッチリ覚えました。


でもSMAPは、いつのまにか私の脳内にインプットされてました。

名前を意識的に覚えようとしたこともないのに、フルネームがすぐ思い浮かびます。



それぐらい、SMAPは私にとって日常の1つでした。


根拠もないのに、いつまでもSMAPという存在はあるものだと思っていました。




もちろん、これから時代も変わるし本人たちも年を重ねるし新しいスターはきっと出てくるし、そうやって、自然なことの1つとして、彼らの露出が減っていくんだろうなとは思ってた、と思います。というか、そうやって露出が減っていったとしたら自然なことの1つとして受け入れていたと思います。


だって露出が減ろうとなんだろうと、私にとっての日常が緩やかに変化するだけで、SMAPという存在がこの世にあることは変わらないのだし。




だから、今年最初の方であったSMAPの報道を見たとき本当に本当に驚きました。自分の胸が、スッと冷えたような気がしました。

当たり前が当たり前じゃなくなるかもしれないと。

普段はメンバーの誰かが出てるからなんて理由でテレビつけないくせに、本人たちの会見が流れると知るとテレビの前でスタンバッてました。バイトなくてよかった〜生で見れるとすら思ってました。


あの会見、なんとなく怖かったとか、そういう話は置いといて、それでも徐々にその報道が消え、日常に戻っていき、ツイッターで彼らの解散しないよ!って言ってる画像が流れてくるのを見て、あぁ良かった、SMAPは無くならないんだなって安心しました。


安心、してました。


8月13日の夜。
ツイッターのトレンドにSMAP解散の文字が見えた時、あの時と同じように自分の胸がスッと冷えたのを感じました

でもその時出てたソースは、サイゾーのみでした。サイゾーで明日発表あるらしいで!みたいな記事が出たと。

サイゾーなら嘘じゃない?とネットをよくやるオタクである私は思いました。だってあそこたまに嘘書くし……信憑性薄いなぁ……と。サイゾー以外にも書いてるとこがあれば別だけど、サイゾーだけならそりゃガセでしょうと。



その数時間後、ツイッターを見ていた私に飛び込んできたのは、RTでまわってきたYahooニュース(日刊スポーツ)の記事でした。

ジャニーズ事務所からFAXが送られてきたこと、5人からのコメントがあること。

解散が、本当で、真実であること。



動揺しました。ふーんで流せなかった。

これがテレビで見かけたことのある、ぐらいのバンドやグループだったら、多分一瞬「えっ?あの曲の?」って、戸惑って、それでも引きずらなかったと思います。

「ふーんそっか、残念だなぁ、あの曲好きだったなぁ」

そう言って終われたと思います。



SMAPは、終わらせられなかった。




なんで?だって一回解散しないような会見したじゃん。確かに解散しませんって明言したものではなかったかもしれないけど、でも続けると思ってたのに。

私は、SMAPに対して特別な感情は抱いていないけれど、それでも動揺しました。

当たり前に、普通に、当然のように、自然と存在しているものが、今後は無くなるという、その事実に、驚きと、悲しみと、虚しさを覚えました。



長い間のグループ活動で、何かすれ違いや、歪みや、いろいろあったのかもしれません。事務所とのトラブルもあったかもしれません。

でもファンでもアンチでもなかった私は、そんなことは全然知らなくて、ただそこにいて、そこにあることが普通で、SMAPはそんな存在でした。



インターネットは便利なので、ちょっと調べれば色々な情報を得られます。事務所内に派閥があるとか、マネージャーがどうとか、そういうこと。

私は、どれが真実で、解散の理由は何で、なぜいまそれを発表したのかとか、そういうことはわかりません。


ただ私にわかるのは、なぜか私がきちんと認識していて、ファンとはいえなくともある程度好意的に感じていて、テレビの世界に存在することが普通だった「SMAP」という存在が死んでしまう、それだけです。

そう、SMAPという存在の死のように私は感じました。



今回の解散報道で、様々な人が自分の好きなバンドや、アイドルや、そういった人々に想いを馳せているのを見かけました。

もしかしたら明日自分の好きな人たちも終わるかもしれない。だからできるだけ会いに行こう、そういったツイートをよく見かけました。


私はなぜか、親のことを思いました。

私が熱烈に好きなバンドやアーティストがいないから、かもしれません。この歌手のCD揃える!とかあんまなくて、あっ好きな曲だなーと思ったら買う、みたいな人なので。

でも一番の理由は、親という存在とSMAPという存在を近く感じたからかもしれません。


私が生まれる前からこの世に存在して、物心ついた頃には当たり前のようにそこにいて、意識しなくて気がついたら脳内にインプットされてて、

そして根拠もなくなぜか明日も明後日も、その先もいるものだと思っている存在。



私の両親は幸いなことに元気なのですが、明日死ぬ可能性は否定できません。私が普段意識してないだけで。



それを、なぜかSMAPの解散報道でふと思いました。






SMAPは、芸能人に疎い私でもメンバー全員の名前をすらすら言えて、曲もいくつか知ってて、思い出に寄り添ったものもいくつもあって、そしてそこにいて当たり前と感じていた存在でした。

そんな存在が、「SMAP」というグループが、今年で終わってしまうことに、私はまだ戸惑ってます。

ファンでも、なんでもないくせに、戸惑ってしまいます。



それぐらい、SMAPという存在は日本の中で大きかったのだと思います。


2016年12月31日まで、私にとって日常の一コマでしかなくて、それでもそこにいることが自然だったSMAPを、その日常のように感じてるものは儚くていつ消えるかわからないのだということを意識しながら、しっかり見ていたいと思います。





私はファンと名乗れる存在ではないけど、それでもたまにあなたたちの歌ってる姿や、踊ってる姿を見かけると、楽しくなりました。その姿が好きでした。


私の日常の一コマを、楽しいものにしてくれてありがとうございました。

「二人で一つ」を選んだ双子(返礼祭を読んで)

『衝突!思い還しの返礼祭』についての記事を今更書きまーす!!!!!!!ずっと放置しててごめんね!双子は大好きなの変わってませんから!!!!

クリスマスのストライについての記事はこちら。
二人で一つという呪い - 全力疾走はできません

なんかけっこう読んでいただいてるみたいで嬉しいやら恥ずかしいやら。


えーーーー、とりあえず上の雪花のストライについて書いた駄文を読んでいただいている、前提で、お話していきます。

以前雪花では「双子の闇」をテーマに書いてました。家族構成や過去や本人たちの抱える問題についてですね。


今回の返礼祭、おそらく2人はその問題を、とある形で乗り越えました。

その形が人間離れしててひょっとしたらこの子たち化物かもしれないってお話。


返礼祭でメインとされたユニットは2つ、いや3つかな……カード的には「2wink」そして「UNDEAD」でしたが、「紅月」もメインを担ってた……かな?今後また返礼祭の裏側、他ユニットメインでお話があるときに紅月は掘り下げられる書き方ではありましたね。

ただお話の本筋としては完全に「UNDEAD」がメインでした。2winkはそのUNDEADの一つのお手伝い、そして、その、2人がクリスマス後に何かが起こって現在何を選んだかわ見せつけられた感じ……そう、ほんと、見せつけられた…………


そんなわけで、2winkに視点をおくとストーリーの話にはならないので、葵ひなたと葵ゆうたの今までの物語(メインストーリー、イベストガチャスト個別スト等々)からは明らかに変わってる点やら2人の発言で気になるところを抜き出す方向性で行きます。


・これまで一緒にされることを嫌がっていたゆうたが羽風薫に対して「紛らわしいなら葵くんって呼んでくださいね」
→さらに「どっちもそんなに変わらないし」「どっちかに喋ったことは相方に伝わる」

・羽風「兄弟と一緒にされるの嫌じゃないの」→ゆうた「嫌だった、最近はそうでもない、夢ノ咲学院においては、個人である前に『2wink』の葵兄弟だから」


・アドニス「一時期『2wink』は酷い状況だった」

・ゆうた「色々あった。クリスマスあたりでちょっとやばい状況になったり。今はそこそこ安定」


・ひなた「最近は本当に甘いものが好きになってきた」「甘いものが大好きって設定の葵ひなた」


・ライブ前、リハ無し、呼吸合わせのためにアルプスいちまんじゃく


とりあえず、この辺にしときましょうか。2人がどういう選択をしたかは箇条書きではなく文章にしましょう。



まず最初。
ゆうたはひなたと同じに扱われることをひどく嫌がっていました。それが「葵くん」でいいですよ、と言えるようになっています。さらにどっちもそんなに変わんないとかまで言えてます。

そもそもゆうたが双子として、ひなたと一緒に扱われることを嫌がったのは、ひなたがそれを望んだからだったと思っています。

クリスマスで明かされた「ひなたはゆうたが父親に愛されるため、そして尊かった「ひとり」だった頃の自分(たち)のまま育てるため、ゆうたから離れようとした」という部分を考えます。

そして離れようとするひなたをゆうたは許さず、家出しても大道芸をしても夢ノ咲にも追いかけて行きました。


今と、逆じゃないですか。


クリスマス前、双子であることに固執しているのはひなたに見えて、双子であることを嫌がっていたのはゆうたに見えていました

しかし現実の行動としては、ひなたはゆうたを完璧で尊くて綺麗なあの頃の俺たち(つまり、双子という概念すらなかったであろう、なんでも通じ合い互いが互いであった「ひとつ」だった頃)のまま育てるため、ひとつの関係性から離れようとして

ゆうたはひなたが「ひとつ」から離れようとすること、自分だけ汚い面を背負おうとすることに反発している


その結果、ゆうたを可愛がり世話して「兄」という役割をおったひなたができあがり、可愛がられ世話をされ(それを嫌がる)「弟」という役割をおったゆうたができあがり

それは双子を大事に大事に扱うひなたと、一緒くたにされるのを嫌がるゆうたに繋がっていました。



しかしひなたとゆうたが双子であり、「葵くん」であり、そしてそう扱われることをゆうたは認めています。

その理由として大きいのは「学院内では個人よりも2winkの葵兄弟である事実が先にくるから」でしょう。これは2人のたどり着いた結論の話でもあります。なのでとりあえずこの辺に。



次にアドニスとゆうたの発言「一時期やばかった!」

これさあ〜〜〜〜まずゆうたは「クリスマスの時期からやばい」と言っているのでクリスマスのあの選択、解決方法が間違っていたと認識していますね良かった〜〜!!!!!

しかしアドニスとゆうたの発言的にそれにより思いっきりギクシャクして何かが起こったのは間違いないので今後「クリスマス〜3月前半」ぐらいのイベント発表みんなヒヤヒヤしような!!!

2winkの高レアカードがきたらどう考えても2人が大喧嘩する話が来るな!!!私はそんなん読んだら死んでしまう先に返礼祭という未来を見せてくれてありがとうハピエレ……………





そして次。私これ初見で読んでた時リアルに「ウッ」て声あげたんですけど

「甘いものが本当に好きになってきた」「甘いものが大好きって設定の葵ひなた」

これを自分で言う葵ひなたやばくないですか?

何度でも言いますけどひなたはゆうたと離れるために自らの嗜好を変えています。

きみ今まで甘いもの好き好き言ってたけど本当はそうじゃなかったの?
そしてそれを、他の人に言えるようになったの?

自らの歪みを認めて、そのうえでその選択を前向きに捉え、おそらくゆうたのため(という仮面をかぶった自らのエゴのため)ではなくて、自分で自分のために行動できるようになったからかな、と思います。


だから甘いものを肯定するし、甘いものを好きになれたし、それを堂々と設定だなんて言えるようになった。





とまあ、こんな感じで、双子が何かしらいい方向性に動き出したことがよくわかります。

さて、2人の最終的にたどり着いた結論とその選択について。


2人はこういった道を選びました


「2winkという個人に、2人で奉仕する」


つまり、『2wink』をひとつの、いえ、1人の生き物かのように扱い、ひなたとゆうた、それぞれが、2winkのために行動する。

ひなたが歌をレッスンしていたらゆうたがダンスをレッスンして、後からお互いにそのレッスンを教えあう。そしてそれは他の人より容易い

圧倒的に長い時間一緒に過ごしてきて、お互いのことを理解した双子だから


クリスマスのストライで言っていた「2人でひとつ」とは明らかに違います


クリスマスでひなたとゆうたがした選択は、「ゆうた1人に、幼い頃の「ひとつ」だったおれたちを背負わせる」ものです。つまり、2人でひとつの体現をゆうたのみに押し付けた形です。


今回提示された「二人で一つ」
それはひなたとゆうた、2人で2winkを作り上げる、という形です。


そして彼らは「幼くてひとつだった時代」から変わったことを受け入れていました。

「まめに連絡を取り合う」という発言です。

当時は「お互いが何を考えてるのかわかった(だって好きも嫌いも同じだから)」だったのを、互いが独立した人間であることを認め、理解し、だからこそ連絡をとりあい話し合う。

大きな成長です。



そしてそのかたちになったことをゆうたはこう言い切ります

「それが『2wink』です。世界でいちばん美しくって強い個人です」



あぁ、良かった。

心の底からそう思いました。












でも、本当にそれだけで終われる?

この選択、めちゃくちゃ人間離れしてると思いませんか。恐怖すら感じませんか。

2winkという個人を作り上げるために2人のとる行動は「ある時間を別々に過ごすこと」「そしてその経験を、時間を、共有すること」です。

一緒に歌のレッスンを受けて、ダンスのレッスンを受けて、共にいる時間を増やすのではありません

離れて、別々にスキルを取得して、それを共有する

共有できる

双子だから?


一緒に育ってきて同じDNAで構成された2人だから、お互いの経験を共有し合える。



抜き出した発言の一つに「どっちかに喋ったことは相方にも伝わる」というものがありましたね


すべての経験を共有した葵ひなたと葵ゆうたは、「ひなた」「ゆうた」だと言えるのでしょうか。

人をかたち作るものの大きな要素の一つは経験です。

「葵ひなた」と「葵ゆうた」は「2winkの葵兄弟」となるために「葵くん」と呼ばれることを受け入れて、すべての経験を共有します。


共有、できますか?双子なだけで?本当に?


この2人はそこに疑問を持たない


双子だけど、別人格を持った、別の個体である。

そのはずなのに、それを理解したから連絡をとりあい話し合うはずなのに

なぜかそう考えていくと2人の境界ぼやけていきそうに思います。


そう考えていくとひなたと「甘いものが大好きって設定の葵ひなた」という発言にも恐怖を覚えます

ひなたとゆうたの経験が、もしも本当に共有されるのならば、その2人をわけるものは「水色かピンクか」「辛いものか甘いものか」「兄が弟か」といった『設定』のみになります。


その『設定』って、ひなたがゆうたから離れるために作ったもので、それはつまり「変えようと思えば変えれる」のです


ゾワッとします。お互いが別個体であること、それぞれの人生があること、テレパシーは使えないと理解して、そのうえで2winkをやろうとした結果たどり着いた答え。


「二人で一つ」を作り上げられると言い切る双子。

そしてそれがおそらく本当にできてしまうこと。




めちゃくちゃこわい。


ふわふわ人間離れしている。




2winkの、怖さを、異質さを少しわかってもらえたでしょうか。





最後に、2winkにとっての朔間零がどんな存在であり、2winkの育ち方からしてどんなにありがたかったかが返礼祭で描かれていたのでそこに触れたいと思います。


ひなた「俺たちは、『俺たち』以外のどこにも所属できないと思いこんでました。ふたりだけの世界で、ずっと寂しく遊んでた」

ゆうた「でも、俺たちには、『俺たち』以外にも居場所ができたんです」




朔間零は2人を「愛し子たち」と呼びます。

2人を何も言わず受け入れていました。

「あなたが抱き寄せてくれた」「愛して守ってくれた」


父親父親らしいことをしてもらえなかったと推測できる葵兄弟にとって、朔間零はある意味で父親のような存在だったのではないでしょうか。

愛して、守って、軽音部の葵兄弟として扱い、抱き寄せる。


それは二人が、二人として、二人そのままの存在として、初めて受けた庇護であり愛情であり保護だったのでしょう。



彼の存在があったから、2人はクリスマスの選択から、新しいかたちへとなれたのでしょう……まあそこは、イベスト待ちですが。



とりあえずこれぐらいでしょうか!

返礼祭、めちゃくちゃいいストーリーです。UNDEADも含めもう、とてもいいお話です。

せっかく復刻も始まりましたし!読んでない皆様、復刻に返礼祭が入ったらぜひイベスト回収だけでもよろしくお願いしますね。