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全力疾走はできません

その辺にいるオタクの妄言

ユーリ!!! on ICEの世界観が大好きだという話 (10話を見て)

 

10話〜〜〜!!!!!

 

 

7話感想でも色々言ったしそこから勇利とヴィクトルの関係性について感じたものは変わっているかもしれないんですけど、その辺書くのは置いといてとりあえずタイトルに書いたことを書こうと思います。

 

 

10話でいいなぁと思ったシーンがありまして。

クリスが勇利とヴィクトルのお揃いの指輪に気がついて「指輪どうしたの?」、それを受けてピチットくんが「結婚おめでとうー!!」「みんなー!僕の親友が結婚しました〜!!!!」、そしてそれに拍手するオタベックたち、そして他のお客さんたち……

 

あのシーンめちゃくちゃいいなぁと思ったんです

 

いやあれが本来あるべき世界だと私は思っている方なんですけども

 

 

 

勇利とヴィクトルは人種も国籍も違って、それから同性で、もしかしたら今の世界では何か言われてしまうかもしれません。

 

嫌悪かもしれないし他のもっとプラスに見える発言でも、なんでもいいんですけど、とにかくまるで「特別」かのような扱いをされる、ことがあると思うんです。

 

 

あの瞬間、YOIの世界では誰もあの2人を特別扱いしませんでした。

 

ただ愛し合っている2人がいることをそこに認識して、その2人が結婚する(まだわかりませんが)という事実をただ祝福する

 

愛し合っている2人が結ばれるのは当然であり祝福されるものであり、そこに人種、国籍、性別は関係ないのだと、そういう世界だとあのシーンは象徴しているようで私はただただ嬉しくて仕方がなかった。

 

 

 

ユーリ on ICEの世界は愛を否定されません。

 

人によって誰かからの愛を拒否することはあります。ポポと元カノとか。サーラとミケーレもそうかもしれません。いやサーラのあれは拒否かと聞かれると微妙な気がするんですけど、一種の拒否ではあったと思います。

 

でもサーラはその愛を否定はしません。

 

ユーリの世界は愛がたくさん描写されています。恋愛、性愛だけではなく、家族愛だったり友愛だったり親愛だったり兄弟愛だったり愛国心だったり、色々。

 

でもその愛そのものが茶化されたり、おかしいものとされたり、そういう否定に繋がる描写はない(ように感じます)

 

 

 

 

私はその世界観が大好きで、はやくこの現実世界もそうなって欲しいと思うのです

 

 

 

 

というか元々私は(二次創作ではない)作品が「男性同士の恋愛を扱っている」という理由だけでBLと呼ばれるジャンル分けがなされ、まるで特別なジャンルであるかのようにされていることに違和感があったタイプで……いや男性同士の恋愛をメインに描いているからBL、なのはわかるんですけど……他の要素も描かれていたり他の要素も大きいものまでただ「男性同士の恋愛が描かれているからBL」とされるのがこう……違和感があるのです……

 

こんな私なのでユーリ on ICEの世界観や作品としての立ち位置、愛の扱い方がとても心地良いのです

 

 

 

あと前々から言葉のチョイスがいいなぁと私は思ってまして!

勇利はよく「彼女いたことない」というような発言をしています。ちなみにそのあたりからヘテロなのかな〜思ってるのですがわかりませんね。

ヴィクトルですよ。ヴィクトル、彼は勇利に過去の恋愛を聞くときに「恋人」て単語を使うんですよね。恋人。彼女じゃなくて恋人。 

 

この配慮最高だと思いません?!

 

相手の恋人の有無を問う時、私もまだやってしまってその度に反省しているのですが、「彼氏いるの?」「彼女いるの?」って聞くことがあると思います。でも相手のセクシュアリティをきちんと把握しているわけではないんですよね。

相手のパートナーの性別を無意識に異性だと思ってないとこの質問にならないじゃないですか。

 

でも「恋人」という問い方は相手のパートナーの性別を決めつけることなく、ただ恋愛関係にある人はいるのか?という問い方で、それはとても素敵な言葉のチョイスだと思う

 

 

 

ヴィクトルと勇利の関係がこれからどうなるのかまだわかりません。2人の間にある愛が性愛を伴っているのか私にはまだわからない。

数年先、お互い別のパートナーと結婚してそれで連絡取り合って家族ぐるみで仲良くしててもおかしくないなと思うし

本当に2人が結婚していてもおかしくないなとも思うし

 

どっちにしても、勇利が会見で言った「愛のようなもの」を2人が今後も持って生きていくんだろうなぁと思います

 

それぐらい勇利とヴィクトルは丁寧に関係性を積み上げてきて、愛があるのだと説得力を持って訴えかけてきていて

 

そしてそれは差別や偏見を受けるものではなく、ただ愛は素晴らしいと、否定されるものではないと、そう描写されている。

 

 

元々フィギュアスケートを見るのが好きだったので、そういう意味でもこの作品は大好きですし、同時にあの世界に生きる彼らの2つのL(LIFEとLOVE)が丁寧に描写されているということでも私はこの作品が大好きです。

 

 

 

 

ていうか最初の方の話に戻っちゃうけどユーリのやろうとしてること、やったこと本当にすごいと思うんですよ。

 

まっすぐただただ2人の愛の物語をきちんと描いているというか。

仮に恋愛関係だったとして、ピチットくんの「結婚おめでとう!」が真実になるとして、その中で男性同士の愛をからかうことなく『あぁそうなんだ』とただ受け入れる世界。ホモフォビアのない世界。それを堂々と描いている。

 

 

いやなんかもう、すごいとしか言えなくなるんですけど。

なんかね、BLならBLだと最初から言えみたいな意見をお見かけしたんですよ。

 

でも多分この作品のやろうとしてることってそれに対してNOを言うことじゃないですか。

 

何度でも言うけどあの2人が恋愛関係にあるかは明示されてません。いや指輪交換したけども。そんでも明示も明言もされてないのね。私は2人が恋愛関係であっでもなくてもどちらでも納得できるなと今のところ思ってるんですけど。

でもあの2人が絆と愛で結ばれてることは誰が見ても明らかでね。

 

 

前の感想でも書いた勇利のGPS会見の発言を少し引用します。

 

「愛、それはわかりやすい愛や恋ではなくて、ヴィクトルとの絆や、家族や、地元に対する微妙な気持ち。ようやく、自分の周りにある愛のようなものに気づくことができました。初めて自分から繫ぎとめたいと思った人、それがヴィクトルです。その感情に名前はないけど、あえて、愛と呼ぶことにしました」

 

 

たぶんこれが答えなんですよ。

 

別に男性同士の愛についてだけではなくて、ユーリ!!! on ICEはあらゆる枠組みやレッテルに対してNOを言う作品のように思います。

 

勇利とヴィクトルの関係性に名前はないかもしれない(選手とコーチだけじゃないし、恋人かはまだわからないし、婚約者かもわからない)。でも名前なんてなくたっていいじゃないかと。

 

そこに愛や絆があることは間違いなくて、そしてそれは誰からも偏見や差別を受けるものではなく、祝福されることなのだと。

 

今後別々の道を歩こうと、共に生きていこうと、はたまた何か他の将来であろうと。その愛は否定されることは絶対にないのだと。

 

 

 

 

んんーまあざっくりこんな感じでしょうか!

他にも色々あるのですがとりあえずこの辺で。

 

最終回まで楽しみです。