全力疾走はできません

その辺にいるオタクの妄言

『KING OF PRISM by Pretty Rhythm』を見た話。

キンプリこと『KING OF PRISM by Pretty Rhythm』、初見のくせに応援上映キメてきました。

世界は、輝いてるね。


そもそもキンプリを私が知ったのは、1月末頃(さっき調べたらもともと1月29日まで上映の予定だったそうですね、なので本当に終わる時期)でした。ジャニオタの方や、その他、とにかくいろいろな方のレポブログレポ漫画がツイッターのTLに流れてきました。

その時は「なんかすごいのあるんだなぁ、私よく知らないからなぁ」と思ってました。


そのキンプリが、私が1話から見ているプリパラと同じ系統(プリパラがプリティーリズムの続編に近い)と知ったのは2月になってからでした。

えっ、見に行こうかな?

次にTLに変化が起きました。
それまではただレポが流れてくるだけだったのが「キンプリはいいぞ」「キンプリを見てください」その言葉を毎日見るようになりました。

えっ、なんなの?

現在の私のTLはうたプリクラスタとメスゴリラ(防衛部クラスタ)とスタミュの女とあんスタ勢の勢力がいます。まあ私がその辺をフォローしたからですが。

その辺がみんな見に行くのです。

そして見に行けと言うのです。

逆にキンプリ好きな人は防衛部も見よう絶対好きだから!といったツイートまで見かけるのです。

なぜ私は見に行っていないのか?とまで思い始めました。


しかし、なかなか1人で行く勇気が出ませんでした。
どうしよう、どうしよう。


行きたいけど勇気が出ない、そんなときある友人と遊びに行きました。ぽろっと、キンプリ見たいんだよね、とこぼしました。面白かったりわかりやすかったレポ漫画を読ませました。

「この応援上映ってのが面白そう、行きたい」

応援上映参戦が決定いたしました。



そして今日、見てきました。

応援上映はキンプリヤクザかエリートしかいないのでは……とレポ漫画で予習してきた私はビビってました。実際映画館を埋めていた人々は光る棒と薔薇を持っていました。

私と友人はとりあえず百均に行き、解説画像を見てとりあえず、1色(私は赤、友人は青)の光る棒を買いました。



そして、キンプリが始まりました。

あのね、私、一応予習してたんです。

タカラトミーアーツに感謝するとか。
いい返事!とか。そうだそうだー!とか。嫌いな食べ物とか。格ゥ!とか。自転車とか。EZDodanceとか。学○へ行○う!とか。
いっぱい予習してたんです。

ぽかーんとして、笑って、なんか萌えて、興奮して、予習が頭から吹っ飛びました。

気がついたらエンディングで、歌ってました。

コウジに行かないで!って叫んでました。

光る棒を振ってました。

最後に監督に感謝してました。



世界は輝いていて、美しかった。


未見の人に何があったかを説明しますと。ネタバレしない範囲で言いますと。

プリズムショーというライブのようなもの(歌とダンスとおしゃれ衣装とプリズムジャンプというフィギュアのようなジャンプ)が存在する世界で、それを初めて見たシンがそのプリズムの世界へ飛び込むお話と。

そのシンが初めて見たプリズムショーをしていたOver The Rainbowがとある困難に立ち向かっていくお話。

これが目の前で展開されていくのですが。

えっと……なに話せばいいんだろう……

プリズムの輝きを全身に浴びたと言えばいいんでしょうか……?

なんか裸をいっぱい見たような気がするし、熱いバトルも見たし、色々な男の子がいて、みんなそれぞれ努力してて、考えてるとこがあって、そんで。

笑えるシーンも、熱いシーンも、萌えるシーンも、燃えるシーンもあって。

とにかく、時間が過ぎるのがすごくすごく早くて、見終わってから世界は美しいんだ!と思う、そんな作品でした。



誘った友人は上映が終わってなぜかしばらく立てなくなってました。そして

「次の応援上映いつ?」

なんて言ってました。

私も同じ気持ちだったのですが、オタクではあるけどアニメは実はそんなに見なくて、ついでにアイドルアニメには全くハマらない友人がそんなことになっていることがヤベェってなぜか冷静になっていました。


見終わって、すごく明るい気持ちになりました。

明日からまた、この輝いている世界で頑張ろうと、生きていこうと、そう思いました。


本当にたくさんの人に見てほしい作品でした。


一応、初見応援上映のメリットデメリットをまとめてみようと思います。

*メリット
・普通上映よりも楽しめる(笑い声も萌えた声も歓声もあげられる)
・まわりのエリートの声に支えられるしなんか盛り上がれる
・プリズムショーで光る棒降るのめちゃくちゃ楽しい……楽しい……

*デメリット
・急によくわからない世界に入るからテンションについていけないと大変
・歓声で一部セリフが聞こえない
・展開がわからないので一体感を味わうのは難しいかも


普通上映を見てから応援上映、が一番おすすめではありますが、いや応援上映を楽しんでみたいんだ!とかお金が本当になくて1回しか無理!という方は少し予習してから行くといいかもしれません。


とりあえず私と友人は「ちゃんと光る棒振りたい。もう一度あの世界を味わいたい。」という理由でもう一度行くことにしました。


最後に、多分みなさま何度もご覧になっていて、ありふれた言い方で、もしかしたら陳腐ですらあるかもしれませんが、言わせてください。
もしよろしければ、ご唱和ください。


キンプリは、いいぞ。