全力疾走はできません

その辺にいるオタクの妄言

アイドリッシュセブン1周年おめでとうございます。

 

今からうろ覚えで思い出を振り返ります。

 

 

私がアイドリッシュセブンに出会ったきっかけは白井悠介さんでした。

 

いやもう、防衛部で白井さんと出会ってから、何かに出てくれ何か勝ち取ってくれ作品に出てくれ全力で応援する……!と思っていた頃に発表がありました。

 

 

いやーーーびっくりした!白井さんあのキャストの並びに入るんだ!って。ほんとに?ほんとにあの私の大好きな白井悠介って書いてある?このメガネのキャラのCV白井悠介?しかも最近売れやすいアイドルジャンル?ほんとに?ほんとに?!?!

 

 

嬉しくて嬉しくて仕方なくって、少ないスマホの容量をどうにかこうにかしてあけつつ、事前登録してアプリ配信を待ちわびてました。

 

 

待ちわびていた頃に飛び込んできたのがモンジェネのMV。最初は15秒ぐらいのものだったと記憶しています。

 

 

ひゃーーーー!!!!!ってなった。

 

びっくりした。

 

私昔からアニメのOPとかEDが大好きで。音楽と映像の融合っていうのかな。それがすごく好きなの。そういう意味でMVも見るの好きでね。ライブ映像もすごくすごく魅力的だし大好きなんだけど、OPやEDや、そしてMVみたいな表現方法がほんと、ツボでね。だから、アイドリッシュセブンのMV出てきた時点であーもう、好き!ってなってしまった。

 

最初は1分もない映像だったけど、歌ってて踊ってて、あと白井さんの声がする……すご……このオーライって言ってるの絶対白井さんでしょ……いやみんな言ってるけど一番目立ってる♡♡♡ってなりました。

 

うん。

この辺まではほんとに白井さんだから追ってたし白井さんのことしか考えてなかったように思う。

 

 

配信されて、最初にもらえるカードのキャラクターを選べるときは迷わず二階堂大和を選択しました。理由は白井悠介だったけど、今でも正解だったと思ってる。

 

ストーリー読んで、音ゲーやって、を繰り返してるうちに、単純に二階堂大和が好きになってた。大好きだ。あの人のことを全部知りたい。3部遅くなっても濃密なストーリーであってほしいしキーワード「ナギ」らしいし2部で二階堂大和ちょっと触れたから3部触れられないかもしれないけども、二階堂大和の過去をきちんと知りたい。

 

 

私アイナナのことノベルゲーだと思ってるところがあって(ここファンによってスタンス違うとは思うけど)、音ゲーももちろん要素の一つで楽しいんだけど、なんとなく「読むためにやらなきゃいけない条件」みたいなスタンスというか……あんスタも同じくかな……

 

カードもそうでそこまでカードに執着ないんだけどラビチャが楽しくて楽しくてラビチャのためにカードくれって思ってるとこある……

 

 

実は一時期アイナナ離れたことあって。アンストしてはないけど、なんとなーくログインしなくなった時期。

 

1部はけっこうすぐ読み終わって、そのあともダラダラやってはいたんだけど、やっぱノベルゲーだと思ってたから音ゲーだけ続けるのが無理だったらしい。

 

たまにイベント参加したりしなかったり〜がしばらく続いたかなぁ……ハロウィンのカードは持ってるけどオフの日やジョカフラカードはなくて、クリスマス正月も全然触ってなかった。あんスタにどっぷりな時期でもあるかなこの辺は。

 

バレンタインはガチャだけ引いて出なかった記憶……そして確か、ホワイトデーあたりで復帰。そろそろ2部配信あるらしいから、アイナナの空気をもう一度触れておこうと思ってホワイトデーガチャをちょっとだけ課金して20連ぐらいはした気がする。結果?1枚もこなかったよ!!!!!大和さんどころか誰もなかったよ!!

 

2部配信とサイドストーリーでここ数ヶ月すごく楽しく過ごしました。この前のアイナナ警察とか職業体験イベントとかみたいな「ちょこっとイベストがある」イベントは私頑張れると判明しました。ほんとこれは合う合わないの差だけなんだけど、MATSURIとかラブゲとかフレフレイベは全然頑張れなかったのほんと……私がアイナナに何を求めてるのかよくわかる……ラビチャをもうちょっと真剣に求めれば頑張れるのかもしれない……

 

2部が一気にドーンじゃなくて少しずつ連載型?違うなんていうんだ……とにかく更新していくスタイルだったのも私が継続的に続けられた一因だなと思うので3部もそのかたちだと嬉しい……量すごいらしいしね!

 

 

さっきノベルゲーだと思ってるから音ゲー頑張れない話したけど嫌いなわけじゃないんですよ!!!ただ!毎日真剣にやり込めないみたいな!!!!数日に一回はやるしやってるときは「フゥ〜〜めっちゃ楽しい〜〜楽曲最高〜〜〜〜!!」って思ってる。

 

そう、楽曲もすごく好きなんです。音ゲー要素頑張れてないけど!!楽曲!!大好きなの!!!!!

 

キャラクターたちがどんな表情で、どんな風に歌って、踊ってるのかがなんとなく思い浮かぶというか。ああ、ああかっこいい、素敵だ、アイドルだーって。

 

ストーリーで生身の彼らを見てるんだけど、楽曲(そしてさっきも触れたけどMV)では「アイドル」としての彼らを見せてくれる感じで、それがほんとに好きでありがたかった。

 

ストーリーで見る等身大の彼らと、楽曲を通してみるアイドルとしての彼らと、どっちも愛させてくれて本当にありがとう。

 

 

1周年記念のニコ生。

 

大人たちが全力でふざけて遊んで、楽しそうで、ずっと笑いっぱなしでした。

 

席順がわかる画像がニコ生前に出た時にTLの防衛部勢が「白井さんと増田さんの席が隣同士じゃない……白井さんの暴走を誰も止められない……」って言ってるのめちゃくちゃ笑ったし、ニコ生では増田さん本人もけっこうはっちゃけててほんと笑った。

 

三月役の代永さんがMCだったのも、ほんとありがとう〜〜!!と思いました。そうだよね!君と愛ドリッシュナイトだもんね!

 

 

アニメ化発表も。

 

最初のプロジェクト発表の段階からアニメ化も視野に入ってるみたいに書かれてたし、いつかやるんだろーなとは思ってました。

 

このタイミングでのニコ生だしそりゃアニメ化発表されるよねって。

 

理性で、理論で、頭ではわかっていても、発表されたときは落ち着いていられなくて。

 

アニメ化するだろうとは思ってたけど妄想じゃなかったんだとかほんとに、ほんとにやるんだなとか。

 

全身で動いて喋って笑って怒って泣いてる彼らが見れるんだなと思うと本当に嬉しいです。

 

 

不安なのはシナリオどこまでやるの?!ってとこかなぁ。この前友人と「どこまでだったら1クールに入るか」ってシナリオ見直しつつ話してたんだけど、1部の前半の前半ぐらいしか入らなくない……?そんなことない……?少なくとも1部全部は無理じゃない……?2クールやっても無理じゃない……?でもやるなら1部全部アニメ化してほしいし……円盤買えば叶う……?

 

サイドストーリーは声入ってないし、サイドストーリーもぜひアニメにしてほしいけどそしたらさらに本編進まないな〜〜〜〜こういう妄想で悩めることが幸せだなと思います。

 

 

ライブもやるかな〜〜と思ってたけど発表なくて、ちょっと残念だったけども、けども!でもよくあるアニメの円盤にチケットつけるのかなという気がしてるのでそれ期待してます。

 

 

 

そう。

 

私は、アイドリッシュセブンがどうしたって大好きで。二階堂大和を応援してたくて。

 

アイドリッシュセブンは、大好きなコンテンツで、これからも大きく、大きくなっていくんだろうなと思ってて。

 

だからこそファンとしての行動は何が一番正しいのかなってずーっと考えてるんだけどね。

 

盲目なファンにはならず、私の大好きなアイドリッシュセブンと二階堂大和だからこそ、きちんと公式、運営に色々言っていくべきなんだろーなって最近思ってます。

 

せっかくアニメ化も決まったしね!

 

アイナナ運営危ういとこいっぱいあるしグッズ展開にしても最高なときとおいクソかよってときの差も激しいし?!

 

 

 

新しいMVめちゃくちゃ楽しみです。トリガーはもちろんりゔぁれちゃんのMV見れるの拝むしかない圧倒的トップアイドルを感じさせてくれるものになると信じてます。この辺に関してはマジで信じてるからな。

 

 

 

 

 

とにかく!

アイドリッシュセブン1周年おめでとうございます!

 

白井さんファンとしては、白井悠介を起用しくれて本当にありがとう!二階堂大和めちゃくちゃハマり役だと思ってます!

 

二階堂大和ファンとしては、二階堂大和に白井さん起用してくれて本当にありがとう!2部の騙すとこ最高でした!

 

あんまり真面目なユーザーじゃないけど、これからのコンテンツの発展を願っております。

 

 

アイドリッシュセブンが大好きです。

 

彼らのこれからの物語も、楽しみです。

 

 

SMAP解散報道を見て


まず初めに言っておくと私は芸能人に本当に本当に本当に疎い方です。二次元オタのためそこから派生して声優の名前はすらすら出てくるけれどそれ以外の芸能人は本当に出てこない。タレントもちょっと新人とかマイナーな人になると全然ダメ。

ジャニーズでデビューしてる全グループ言えるかなゲームとかしたら多分(悪意なく)2グループぐらい言い忘れそう、本当に、全グループ一応グループ名は知ってるんですけども。


そんでさらにメンバー言えるかなゲームされたらダメです。本当にごめんなさい。人数すら怪しい時ある。本当に申し訳ない。歌ってるとこを見たことあったりかっこいいな〜とか思ったことは何度もあるんだけど、ちゃんと名前を把握してる?って聞かれるとすみませんって土下座してしまう。そんなやつがこんなタイトルの記事書くの怒られそうで本当にごめんなさい。


例えばV6ですら私は全員の名前をフルネームで言えない。さすがに顔はわかるし、名前と顔を目の前に出されたら繋げることもできるんだけど、なんだろう、私にとってイノッチは「イノッチ」という単語でインプットされてるからフルネームの「井ノ原快彦」が出てくるか怪しい、みたいな。イノッチの顔も声も喋り方も知ってるんだけどイノッチで覚えちゃってるみたいな。





そんな私でも、SMAPは5人全員の名前を言えます。(森くん以外になりますが)

私が生まれる前からSMAPはこの世に存在していました。

物心ついたときにはテレビの向こう側に、そこにSMAPはもういて、歌って踊ってしゃべってました。

それは、今日までずっと見ていた光景でした。



小学生の時、教科書に載っていたのか、いや載ってないかもですね、でもとにかく全校生徒で「世界に一つだけの花」を歌った記憶があります。

慎吾ママのCDが実家にあったはずです。

ふとテレビから流れてくる曲が、タイトルは思い出せなくても「SMAPだ!」「オリンピックで使われてた」「某シャンプーのcmに使われてた」「好きだった」みたいな情報と共に思い出されることもよくあります。


私にとって、いつの頃からか、いえ生まれた瞬間からかもしれませんが、SMAPという存在がこの世にいることは当然で、自然で、当たり前で、そのことを疑ったことなどありませんでした。


私はSMAPのファンでもなんでもないし、私がSMAPのことで知っている情報も限りなく少ないです。曲も1番なら歌えるけどCメロはわかんないな……とかいっぱいあります。好きだ、嫌いだ、といった強烈な感情は持っていません。普段ならどちらかというと無関心に近いかも。

メンバーの誰々が出てるからドラマ見よう、このバラエティー見よう、とはならないから。大好きとは言えないです。誰々がいるからこれは見ないとかも言い出さないので嫌いでもないです。


テレビをつけてそこにいることは、いつものことで、そこに何か大きな意味や感情を持ったことはなく、だから無関心と言えるんじゃないかなと思います。


そんな私でも、SMAPという存在を知っていてSMAPという存在が歌ったり踊ったりしているのを見るとワクワク楽しくなりました。

紅白や、その後のジャニーズのカウコン。私ジャニオタでもなんでもないんですけど、ジャニーズのカウコンのあのお祭り感が好きで毎年紅白の後に見てました。CDTVの方のSMAPを見ることもありました。


私がいつ、どうやってSMAPと出会い、SMAPのメンバーを認識し、名前を覚えたのか、わかりません。


例えば嵐はハッキリと覚えています。嵐もジャニーズの中で全員の名前が言えるグループなんですけど、彼らに意識的に出会ったのは小学校高学年のとき。友達がこっそり学校に持ってきた雑誌できちんと認識をして、そのあと「山田太郎ものがたり」と「Happiness」でバッチリ覚えました。


でもSMAPは、いつのまにか私の脳内にインプットされてました。

名前を意識的に覚えようとしたこともないのに、フルネームがすぐ思い浮かびます。



それぐらい、SMAPは私にとって日常の1つでした。


根拠もないのに、いつまでもSMAPという存在はあるものだと思っていました。




もちろん、これから時代も変わるし本人たちも年を重ねるし新しいスターはきっと出てくるし、そうやって、自然なことの1つとして、彼らの露出が減っていくんだろうなとは思ってた、と思います。というか、そうやって露出が減っていったとしたら自然なことの1つとして受け入れていたと思います。


だって露出が減ろうとなんだろうと、私にとっての日常が緩やかに変化するだけで、SMAPという存在がこの世にあることは変わらないのだし。




だから、今年最初の方であったSMAPの報道を見たとき本当に本当に驚きました。自分の胸が、スッと冷えたような気がしました。

当たり前が当たり前じゃなくなるかもしれないと。

普段はメンバーの誰かが出てるからなんて理由でテレビつけないくせに、本人たちの会見が流れると知るとテレビの前でスタンバッてました。バイトなくてよかった〜生で見れるとすら思ってました。


あの会見、なんとなく怖かったとか、そういう話は置いといて、それでも徐々にその報道が消え、日常に戻っていき、ツイッターで彼らの解散しないよ!って言ってる画像が流れてくるのを見て、あぁ良かった、SMAPは無くならないんだなって安心しました。


安心、してました。


8月13日の夜。
ツイッターのトレンドにSMAP解散の文字が見えた時、あの時と同じように自分の胸がスッと冷えたのを感じました

でもその時出てたソースは、サイゾーのみでした。サイゾーで明日発表あるらしいで!みたいな記事が出たと。

サイゾーなら嘘じゃない?とネットをよくやるオタクである私は思いました。だってあそこたまに嘘書くし……信憑性薄いなぁ……と。サイゾー以外にも書いてるとこがあれば別だけど、サイゾーだけならそりゃガセでしょうと。



その数時間後、ツイッターを見ていた私に飛び込んできたのは、RTでまわってきたYahooニュース(日刊スポーツ)の記事でした。

ジャニーズ事務所からFAXが送られてきたこと、5人からのコメントがあること。

解散が、本当で、真実であること。



動揺しました。ふーんで流せなかった。

これがテレビで見かけたことのある、ぐらいのバンドやグループだったら、多分一瞬「えっ?あの曲の?」って、戸惑って、それでも引きずらなかったと思います。

「ふーんそっか、残念だなぁ、あの曲好きだったなぁ」

そう言って終われたと思います。



SMAPは、終わらせられなかった。




なんで?だって一回解散しないような会見したじゃん。確かに解散しませんって明言したものではなかったかもしれないけど、でも続けると思ってたのに。

私は、SMAPに対して特別な感情は抱いていないけれど、それでも動揺しました。

当たり前に、普通に、当然のように、自然と存在しているものが、今後は無くなるという、その事実に、驚きと、悲しみと、虚しさを覚えました。



長い間のグループ活動で、何かすれ違いや、歪みや、いろいろあったのかもしれません。事務所とのトラブルもあったかもしれません。

でもファンでもアンチでもなかった私は、そんなことは全然知らなくて、ただそこにいて、そこにあることが普通で、SMAPはそんな存在でした。



インターネットは便利なので、ちょっと調べれば色々な情報を得られます。事務所内に派閥があるとか、マネージャーがどうとか、そういうこと。

私は、どれが真実で、解散の理由は何で、なぜいまそれを発表したのかとか、そういうことはわかりません。


ただ私にわかるのは、なぜか私がきちんと認識していて、ファンとはいえなくともある程度好意的に感じていて、テレビの世界に存在することが普通だった「SMAP」という存在が死んでしまう、それだけです。

そう、SMAPという存在の死のように私は感じました。



今回の解散報道で、様々な人が自分の好きなバンドや、アイドルや、そういった人々に想いを馳せているのを見かけました。

もしかしたら明日自分の好きな人たちも終わるかもしれない。だからできるだけ会いに行こう、そういったツイートをよく見かけました。


私はなぜか、親のことを思いました。

私が熱烈に好きなバンドやアーティストがいないから、かもしれません。この歌手のCD揃える!とかあんまなくて、あっ好きな曲だなーと思ったら買う、みたいな人なので。

でも一番の理由は、親という存在とSMAPという存在を近く感じたからかもしれません。


私が生まれる前からこの世に存在して、物心ついた頃には当たり前のようにそこにいて、意識しなくて気がついたら脳内にインプットされてて、

そして根拠もなくなぜか明日も明後日も、その先もいるものだと思っている存在。



私の両親は幸いなことに元気なのですが、明日死ぬ可能性は否定できません。私が普段意識してないだけで。



それを、なぜかSMAPの解散報道でふと思いました。






SMAPは、芸能人に疎い私でもメンバー全員の名前をすらすら言えて、曲もいくつか知ってて、思い出に寄り添ったものもいくつもあって、そしてそこにいて当たり前と感じていた存在でした。

そんな存在が、「SMAP」というグループが、今年で終わってしまうことに、私はまだ戸惑ってます。

ファンでも、なんでもないくせに、戸惑ってしまいます。



それぐらい、SMAPという存在は日本の中で大きかったのだと思います。


2016年12月31日まで、私にとって日常の一コマでしかなくて、それでもそこにいることが自然だったSMAPを、その日常のように感じてるものは儚くていつ消えるかわからないのだということを意識しながら、しっかり見ていたいと思います。





私はファンと名乗れる存在ではないけど、それでもたまにあなたたちの歌ってる姿や、踊ってる姿を見かけると、楽しくなりました。その姿が好きでした。


私の日常の一コマを、楽しいものにしてくれてありがとうございました。

「二人で一つ」を選んだ双子(返礼祭を読んで)

『衝突!思い還しの返礼祭』についての記事を今更書きまーす!!!!!!!ずっと放置しててごめんね!双子は大好きなの変わってませんから!!!!

クリスマスのストライについての記事はこちら。
二人で一つという呪い - 全力疾走はできません

なんかけっこう読んでいただいてるみたいで嬉しいやら恥ずかしいやら。


えーーーー、とりあえず上の雪花のストライについて書いた駄文を読んでいただいている、前提で、お話していきます。

以前雪花では「双子の闇」をテーマに書いてました。家族構成や過去や本人たちの抱える問題についてですね。


今回の返礼祭、おそらく2人はその問題を、とある形で乗り越えました。

その形が人間離れしててひょっとしたらこの子たち化物かもしれないってお話。


返礼祭でメインとされたユニットは2つ、いや3つかな……カード的には「2wink」そして「UNDEAD」でしたが、「紅月」もメインを担ってた……かな?今後また返礼祭の裏側、他ユニットメインでお話があるときに紅月は掘り下げられる書き方ではありましたね。

ただお話の本筋としては完全に「UNDEAD」がメインでした。2winkはそのUNDEADの一つのお手伝い、そして、その、2人がクリスマス後に何かが起こって現在何を選んだかわ見せつけられた感じ……そう、ほんと、見せつけられた…………


そんなわけで、2winkに視点をおくとストーリーの話にはならないので、葵ひなたと葵ゆうたの今までの物語(メインストーリー、イベストガチャスト個別スト等々)からは明らかに変わってる点やら2人の発言で気になるところを抜き出す方向性で行きます。


・これまで一緒にされることを嫌がっていたゆうたが羽風薫に対して「紛らわしいなら葵くんって呼んでくださいね」
→さらに「どっちもそんなに変わらないし」「どっちかに喋ったことは相方に伝わる」

・羽風「兄弟と一緒にされるの嫌じゃないの」→ゆうた「嫌だった、最近はそうでもない、夢ノ咲学院においては、個人である前に『2wink』の葵兄弟だから」


・アドニス「一時期『2wink』は酷い状況だった」

・ゆうた「色々あった。クリスマスあたりでちょっとやばい状況になったり。今はそこそこ安定」


・ひなた「最近は本当に甘いものが好きになってきた」「甘いものが大好きって設定の葵ひなた」


・ライブ前、リハ無し、呼吸合わせのためにアルプスいちまんじゃく


とりあえず、この辺にしときましょうか。2人がどういう選択をしたかは箇条書きではなく文章にしましょう。



まず最初。
ゆうたはひなたと同じに扱われることをひどく嫌がっていました。それが「葵くん」でいいですよ、と言えるようになっています。さらにどっちもそんなに変わんないとかまで言えてます。

そもそもゆうたが双子として、ひなたと一緒に扱われることを嫌がったのは、ひなたがそれを望んだからだったと思っています。

クリスマスで明かされた「ひなたはゆうたが父親に愛されるため、そして尊かった「ひとり」だった頃の自分(たち)のまま育てるため、ゆうたから離れようとした」という部分を考えます。

そして離れようとするひなたをゆうたは許さず、家出しても大道芸をしても夢ノ咲にも追いかけて行きました。


今と、逆じゃないですか。


クリスマス前、双子であることに固執しているのはひなたに見えて、双子であることを嫌がっていたのはゆうたに見えていました

しかし現実の行動としては、ひなたはゆうたを完璧で尊くて綺麗なあの頃の俺たち(つまり、双子という概念すらなかったであろう、なんでも通じ合い互いが互いであった「ひとつ」だった頃)のまま育てるため、ひとつの関係性から離れようとして

ゆうたはひなたが「ひとつ」から離れようとすること、自分だけ汚い面を背負おうとすることに反発している


その結果、ゆうたを可愛がり世話して「兄」という役割をおったひなたができあがり、可愛がられ世話をされ(それを嫌がる)「弟」という役割をおったゆうたができあがり

それは双子を大事に大事に扱うひなたと、一緒くたにされるのを嫌がるゆうたに繋がっていました。



しかしひなたとゆうたが双子であり、「葵くん」であり、そしてそう扱われることをゆうたは認めています。

その理由として大きいのは「学院内では個人よりも2winkの葵兄弟である事実が先にくるから」でしょう。これは2人のたどり着いた結論の話でもあります。なのでとりあえずこの辺に。



次にアドニスとゆうたの発言「一時期やばかった!」

これさあ〜〜〜〜まずゆうたは「クリスマスの時期からやばい」と言っているのでクリスマスのあの選択、解決方法が間違っていたと認識していますね良かった〜〜!!!!!

しかしアドニスとゆうたの発言的にそれにより思いっきりギクシャクして何かが起こったのは間違いないので今後「クリスマス〜3月前半」ぐらいのイベント発表みんなヒヤヒヤしような!!!

2winkの高レアカードがきたらどう考えても2人が大喧嘩する話が来るな!!!私はそんなん読んだら死んでしまう先に返礼祭という未来を見せてくれてありがとうハピエレ……………





そして次。私これ初見で読んでた時リアルに「ウッ」て声あげたんですけど

「甘いものが本当に好きになってきた」「甘いものが大好きって設定の葵ひなた」

これを自分で言う葵ひなたやばくないですか?

何度でも言いますけどひなたはゆうたと離れるために自らの嗜好を変えています。

きみ今まで甘いもの好き好き言ってたけど本当はそうじゃなかったの?
そしてそれを、他の人に言えるようになったの?

自らの歪みを認めて、そのうえでその選択を前向きに捉え、おそらくゆうたのため(という仮面をかぶった自らのエゴのため)ではなくて、自分で自分のために行動できるようになったからかな、と思います。


だから甘いものを肯定するし、甘いものを好きになれたし、それを堂々と設定だなんて言えるようになった。





とまあ、こんな感じで、双子が何かしらいい方向性に動き出したことがよくわかります。

さて、2人の最終的にたどり着いた結論とその選択について。


2人はこういった道を選びました


「2winkという個人に、2人で奉仕する」


つまり、『2wink』をひとつの、いえ、1人の生き物かのように扱い、ひなたとゆうた、それぞれが、2winkのために行動する。

ひなたが歌をレッスンしていたらゆうたがダンスをレッスンして、後からお互いにそのレッスンを教えあう。そしてそれは他の人より容易い

圧倒的に長い時間一緒に過ごしてきて、お互いのことを理解した双子だから


クリスマスのストライで言っていた「2人でひとつ」とは明らかに違います


クリスマスでひなたとゆうたがした選択は、「ゆうた1人に、幼い頃の「ひとつ」だったおれたちを背負わせる」ものです。つまり、2人でひとつの体現をゆうたのみに押し付けた形です。


今回提示された「二人で一つ」
それはひなたとゆうた、2人で2winkを作り上げる、という形です。


そして彼らは「幼くてひとつだった時代」から変わったことを受け入れていました。

「まめに連絡を取り合う」という発言です。

当時は「お互いが何を考えてるのかわかった(だって好きも嫌いも同じだから)」だったのを、互いが独立した人間であることを認め、理解し、だからこそ連絡をとりあい話し合う。

大きな成長です。



そしてそのかたちになったことをゆうたはこう言い切ります

「それが『2wink』です。世界でいちばん美しくって強い個人です」



あぁ、良かった。

心の底からそう思いました。












でも、本当にそれだけで終われる?

この選択、めちゃくちゃ人間離れしてると思いませんか。恐怖すら感じませんか。

2winkという個人を作り上げるために2人のとる行動は「ある時間を別々に過ごすこと」「そしてその経験を、時間を、共有すること」です。

一緒に歌のレッスンを受けて、ダンスのレッスンを受けて、共にいる時間を増やすのではありません

離れて、別々にスキルを取得して、それを共有する

共有できる

双子だから?


一緒に育ってきて同じDNAで構成された2人だから、お互いの経験を共有し合える。



抜き出した発言の一つに「どっちかに喋ったことは相方にも伝わる」というものがありましたね


すべての経験を共有した葵ひなたと葵ゆうたは、「ひなた」「ゆうた」だと言えるのでしょうか。

人をかたち作るものの大きな要素の一つは経験です。

「葵ひなた」と「葵ゆうた」は「2winkの葵兄弟」となるために「葵くん」と呼ばれることを受け入れて、すべての経験を共有します。


共有、できますか?双子なだけで?本当に?


この2人はそこに疑問を持たない


双子だけど、別人格を持った、別の個体である。

そのはずなのに、それを理解したから連絡をとりあい話し合うはずなのに

なぜかそう考えていくと2人の境界ぼやけていきそうに思います。


そう考えていくとひなたと「甘いものが大好きって設定の葵ひなた」という発言にも恐怖を覚えます

ひなたとゆうたの経験が、もしも本当に共有されるのならば、その2人をわけるものは「水色かピンクか」「辛いものか甘いものか」「兄が弟か」といった『設定』のみになります。


その『設定』って、ひなたがゆうたから離れるために作ったもので、それはつまり「変えようと思えば変えれる」のです


ゾワッとします。お互いが別個体であること、それぞれの人生があること、テレパシーは使えないと理解して、そのうえで2winkをやろうとした結果たどり着いた答え。


「二人で一つ」を作り上げられると言い切る双子。

そしてそれがおそらく本当にできてしまうこと。




めちゃくちゃこわい。


ふわふわ人間離れしている。




2winkの、怖さを、異質さを少しわかってもらえたでしょうか。





最後に、2winkにとっての朔間零がどんな存在であり、2winkの育ち方からしてどんなにありがたかったかが返礼祭で描かれていたのでそこに触れたいと思います。


ひなた「俺たちは、『俺たち』以外のどこにも所属できないと思いこんでました。ふたりだけの世界で、ずっと寂しく遊んでた」

ゆうた「でも、俺たちには、『俺たち』以外にも居場所ができたんです」




朔間零は2人を「愛し子たち」と呼びます。

2人を何も言わず受け入れていました。

「あなたが抱き寄せてくれた」「愛して守ってくれた」


父親父親らしいことをしてもらえなかったと推測できる葵兄弟にとって、朔間零はある意味で父親のような存在だったのではないでしょうか。

愛して、守って、軽音部の葵兄弟として扱い、抱き寄せる。


それは二人が、二人として、二人そのままの存在として、初めて受けた庇護であり愛情であり保護だったのでしょう。



彼の存在があったから、2人はクリスマスの選択から、新しいかたちへとなれたのでしょう……まあそこは、イベスト待ちですが。



とりあえずこれぐらいでしょうか!

返礼祭、めちゃくちゃいいストーリーです。UNDEADも含めもう、とてもいいお話です。

せっかく復刻も始まりましたし!読んでない皆様、復刻に返礼祭が入ったらぜひイベスト回収だけでもよろしくお願いしますね。

美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!(防衛部2期)が始まりました


やった〜〜〜〜!!!!!!!




防衛部1期が終わる前から2期を望んでいました。

初めてきちんと円盤を集めた作品でした。

監督が「2期作ってくださいって言われるんだけど僕に言われてもできないんですよ〜〜深夜アニメは円盤の売上が正義なんですよ〜〜円盤が売れなきゃ2期作れないんですよ〜〜委員会側がやろうっていうラインにまだ到達してないってことですね(とても要約)」って言ってたから、一層真面目に円盤を買いました。




2期決定が発表されたイベント。

普通に落選したので当日その場にいたかったしなぜ映像化しなかった????てしつこく叫んでましたけども

あの日出先でそれを知ったので涙を流すことはなかったのですが、家で聞いたら泣いてたと思う


それぐらい、気がついたら大事な大事な作品になってました。



防衛部はギャグアニメです。全力でギャグアニメです。

泣ける展開あるの?って聞かれたら……そうだなぁ……そういう展開になってもその後斜め上にぶっ飛んでいくのが防衛部なので……

なんでこんなに好きなんだろう?と思うこともよくあります。

思うんだけど。

でも、防衛部から目が離せなくて、防衛部を見ていると「わあ〜〜!楽しかった!面白かった!また明日から頑張ろう!」と思えるいいアニメだなって思います。


考えさせられる作品とか、見ていてしんどっ……てなる作品とか。そういったものも好きだしなんなら(主にキャラクターに対する)考察好きなのでそういう作品ドンピシャなこと多いです。


じゃあなんで防衛部にここまでどっぷりハマってしまったんでしょう。いやもう防衛部側の策略に見事にはまったんだろうなと思うんだけど。





防衛部、「今週は何が起こるんだろう?」ってワクワクするんですよね。

怪人側のキャストは誰なんだろうとか(主人公側5人が新人声優に対して、毎話出てくる怪人のゲスト声優は中堅だったり大人気な方だったりと豪華なのです)

今回も明らかな女子オタクへの媚び(と言っていいのかわからないけど、でもとにかく開き直ってわかったうえでその濃度を濃くしてお届けされる展開や絵柄)
はどれぐらいあるのだろうとか

常にギリギリを攻めてくる感じとか

実は随所に散りばめられた深いようで深くないようで深い発言とか


OPが流れるたびに毎週わくわくして




それから主人公側のキャストが若手で、彼らの出ているニコ生

あれを見たのがいけなかった!

あんなん、もう、応援したくなってしまう。

ぐっだぐだなんですよ!神がかってるときもあるけど!だいたいぐだぐだ!いやそれがいいんですけど!

徐々に仲良くなる5人とか、無茶振りに対して必死に対処するところとか。


ニコ生に出てる防衛部も防衛部なんだけど、アニメの防衛部も防衛部で。どっちも防衛部だけどアニメで中の方の防衛部
をあまり感じないとこは純粋にすごいなって思ったり。



防衛部にある、一種の危うさ。
続きが見たくてもオリジナルアニメだから、アニメが作られなきゃ彼らの続きの人生は見れないこと。
まだ売れるかどうかわからない若手が必死に演じて必死にニコ生してくれているところ。

「見ている私が、私たちが応援しなくてはいけない」という義務感がなぜか湧いてくる。

それがこんなにハマってしまった原因なのかなと思うし、ある意味で策略にハマったんだろうなと思います。


話が飛び飛びですみません。




とにかくそんな、あの3ヶ月間私にたくさんのワクワクと笑いをくれて、応援したくなるコンテンツである防衛部が、帰ってきました。


なーーーーんにも変わってなかった!
あの頃のまま!!


意味がありそうでないようであるのかな、とにかく軽妙な会話。防衛部の会話劇ほんとうに好き。大笑いするわけじゃないけどすっごく楽しい。

そして起こる唐突でぶっ飛んだ展開。

セーラームーンプリキュアを彷彿とさせる変身シーン(レベルアップしてた)

たまに差し込まれるメタネタ


そして、ワクワクするOP!!!!


なーーーーんにも変わってなかったけど、全部パワーアップして帰ってきた防衛部。


愛が世界にはあるんだよ!って大声で叫んでくれるコンテンツ。


ファンによる愛(物理)で2期をできることになったのも含めて面白い。



ていうか愛(物理)を全肯定してくれるのって面白いなと思います。

いや別に好きなら金を払えというわけではなくて。

でも好きなジャンル、コンテンツを長続きさせたいなら、発展させたいなら、避けては通れない話で。

「愛は金では買えない」って言いますし、それはそうなんだけど

「愛を金で表すことはできる」と。

そして防衛部はその愛(物理)に応えてくれる存在だと。

そう思えるのは幸せだなーって思います。

無理のない範囲でこれからもまた愛を届けよう!と思います。




寝不足の中、なんにも自分の中で話をまとめずに書き連ねたので、めちゃくちゃ読みにくいと思うしここまで読めた人いる?!私自分で絶対読み返したくないんだけど!!わかりにくすぎて疲れるのわかってるから!!



とにかく、2期が始まった喜びで泣きそうだったのを作品のテンションと会話劇と展開で涙を許さず笑いに変えていった美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!

また彼らの姿を見せてくれて本当に本当にありがとう!!!!!

これから3ヶ月間、またよろしくお願いします。

3期を目指して円盤買うぞ〜!!!!